マルイ農業協同組合

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品目:南国元気鶏(なんごくげんきどり)
住所:鹿児島県出水市平和町225
従業員数:養鶏組合員181名(ブロイラー組合員56名)
※マルイ農協グループはマルイ農協ファーム・マルイ飼料・マルイ食品・マルイ運輸・マルイ情報システム・マルイ有機といったインテグレーション(企業総合体)全体で従業員約1700名・グループ年商640億(2007年2月現在)の企業体です。

 

やわらかくてジューシー、うまみもたっぷり。

「しっかりした旨み」「口の中にジュワーッとあふれる肉汁」「安心して食べられる」と人気が高く、親鶏の飼育、卵のふ化から処理・加工まで、すべてグループで一貫生産される『国産銘柄鶏』です。

見える安心!『食の履歴書』

品目:南国元気鶏(なんごくげんきどり)

商品加工・流通まで一貫した品質管理

種鶏(ヒナの親鶏)の飼育から卵のふ化、飼料の配合、商品の加工・流通まで、一貫した品質管理の下で行なわれています。冷蔵の商品は処理・加工後フレッシュ真空パックして、鮮度を保ったまま組合員の手元に届けられますので 賞味期間が7日もあります。
《南国元気鶏が食卓に届くまで》

動物用医薬品に頼らない鶏の健康管理体制を確立

一般に鶏の病気予防に使用される抗生物質や合成抗菌剤は、鶏の体内に残ると、それを食べた人間に影響を及ぼす可能性があり、国は、出荷前の鶏に薬剤を与えない休薬期間を7日間以上と規定しています。マルイ農協は早くから休薬期間の延長に取り組んできた結果、現在『南国元気鶏』はヒナの段階で病気予防のワクチンを接種する以外、動物用医薬品は一切使用していません。

鶏舎の衛生管理

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『南国元気鶏』が肥育されている鶏舎は、獣医などの指導のもと、常に好環境を維持しています。鶏舎の衛生管理の主な対策として、全農場で、同時期にヒナを入れて、同時期に鶏を出荷する「オールイン・オールアウト方式」を採用。鶏の出荷後は適切な空舎期間(3週間~1ヶ月)を設け、徹底清掃をして水洗い後消毒を実施。また、部外者の侵入を制限すると同時に、鶏舎入り口に消毒槽を設置して病気の侵入を防いでいます。

込められた思いがある!『人と商品のプロフィール』

飼育・商品加工・流通まで一貫した品質管理

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飼料はトウモロコシ・マイロ・油粕類・魚粉などの原料を直接仕入れ、農薬や害虫を厳しく検査した後、生育日数に応じた栄養バランスで配合。鮮度を保ったまま生産農家へ供給します。新鮮なエサで育った鶏は、肉に臭みがありません。

商品となった『南国元気鶏』は冷蔵状態で届けられるものの、賞味期限が7日もあります。これは、肉の鮮度を保つために衛生管理した工場で、低温のままスピーディーに「フレッシュ真空パック」しているからです。この製法は肉が空気に触れず、トレーパックしたものより鮮度が長持ちします。
処理・加工した鶏肉は、低温のままフレッシュな状態でスピーディーに真空パックされます。だから新鮮で肉汁が流れ出ることもなく、うま味を保ったままお届けできるのです。

自社農場である「マルイファーム」では、種鶏の飼育や卵のふ化を独自の施設で行なっています。親子二代にわたって健康状態や栄養を管理できるので、味が良く、安心して食べられる鶏が育ちます。毎日鶏舎を見回り、鶏が元気に育つ環境づくりに尽力。徹底した衛生管理はもちろんのこと、換気扇やカーテンを操作して空気の流れを良くすることも大切な日課です。また農場の周りに花や木を植えるなど、周辺の環境にも心を配っています。

鶴のくる町に生まれた「トリと卵の農協」

「マルイ農協」は鶴のくる町、鹿児島県出水市に本部があります。養鶏に熱心な農家が中心になって1957年に設立された、日本でもユニークな「トリと卵の農協」です。
ヒナの飼料や飼育管理から処理加工、そして物流まで、すべて自分たちのことは自分たちでする自前の思想が徹底しているので、マルイ農協グループとして、マルイ農協ファーム・マルイ飼料・マルイ食品・マルイ運輸・マルイ情報システム・マルイ有機といったインテグレーション(企業総合体)を形成しています。
自分の商品に自信を持つということは、自分の商品に責任を持つ、という想いから、マルイ農協がこの30年間取り組んできた「安心・安全」は、今やすっかり定着し、また、生協との産直運動の中で実践してきた、「商品のむこうに生産者の顔が見える」ということは、今日流行の言葉で言えば、トレーサビリティではないでしょうか。
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知ればもっとおいしい!『知識の隠し味』

鶏肉の部位別特徴と調理法

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■ムネ肉
胸部にある肉のこと。モモ肉よりは淡色で、脂肪分が少なく、たんぱく質が多いのが特徴です。調理方法としては、モモ肉同様、揚げる、焼く、蒸す、煮るなど、幅広い料理にご利用いただけます。
■モモ肉
足のつけ根から先の部分。灰紅色で、比較的脂肪分を多く含みます。ムネ肉に比べれば肉は固いですが、反面、鶏肉らしいコクのある味わいが特徴です。調理方法は、たれをつけて焼く、スパイスをつけて焼く、蒸し焼きにする(ローストチキン、チキンロール)、唐揚げ、フライドチキン、蒸し鶏、チキンカレーなど、さまざまです。
■ササミ
ムネ肉内側の胸骨に沿った部分で、皮はありません。鶏肉の中でも特に脂肪分が少なくたんぱく質が一番多く含まれています。あっさりとした淡白な味わいで、肉が柔らかいのが特徴です。茶碗蒸しや蒸し鶏などの蒸し料理や茹でて汁物の浮き身、また、茹でてから細かくさいてチキンサラダに使うなど、いろんな料理にお使いいただけます。
■手羽先
翼の先の部分。手羽先は肉が少なく、脂肪分の多いのが特徴です。骨ごと時間をかけてじっくり煮込むと肉も柔らかくなり、骨の部分のゼラチン質が溶け出して、スープにコクやとろみがつきます。煮込み料理や揚げ物におすすめです。
■手羽元
羽の上腕の部分。肉が柔らかく、手羽先に比べると脂肪分も少ないうえ、味もあっさりとしています。比較的加熱時間の少ない料理に向いています。フライパンで軽くソテーしたり、グリルドチキンや焼きとりのように網焼きで調理するほか、唐揚げやフライドチキン、おでんや鍋物など、調理のバリエーションも豊富です。

リンク「関連情報リンク集」

マルイ農協ホームページ
鶏肉トレサビリティのホームページ