品目:カット野菜
住所:福岡県宮若市四郎丸240番31
生食用だからこその衛生管理
店舗で販売されている、サラダ等のカット野菜を製造しているのは、福岡県宮若市にある(株)ふくれんの宮田工場。ここでキャベツが製品化されるまでの工程を取材しました。
まず、驚かされるのは、その衛生管理が徹底されていること。工場内に入るには、外部からの異物の混入を防ぐため、専用の作業服と作業帽、それにマスクを装着することが義務づけられています。ローラーで着衣についている細かいゴミをとり、爪の先に至るまで、ブラシでしっかりと手洗いし、さらにアルコールで消毒。この工程を経なければ、工場内へとつながっているエアシャワーの部屋に入れない仕組みになっています。
また、工場内の室温等は、モニター管理されていて、コープ九州でも、このデータを確認できる仕組みが整っています。
取材時のキャベツは、宮田工場がある宮若市に隣接している、宗像市の生産者が、直接、(株)ふくれんへ届けにきた新鮮なもの。そのまま一旦、貯蔵庫に入れられ、加工されるのを待ちます。
カット前のキャベツのトリミング
作業の工程は、まずトリミングといって、キャベツの芯を機械で抜き、工場の人が半分に切り分けることから始まります。その後、千切りにする装置に入れられると、キャベツはコンベアに乗せられ自動的に洗浄・除菌の工程へ進みます。汚れ等を落としたキャベツは、最後に冷水で締められ、余分な水分を除去。最終工程の包装作業へ進みます。このとき製造されていたのは、店舗で販売されるコーンサラダ。キャベツに加え、レタス・きゅうり・にんじん・ミニトマト等に、コーンをトッピングし、袋入りのドレッシングを沿えて出来上がり。この工程はすべて手作業で行われていました。
手作業でひとつひとつ丁寧なトッピング
ICタグはテープで固定され工場から出荷
品質管理課課長 吉田世一さん
この後、箱詰めされたコーンサラダには、ICタグがつけられ、商品の履歴が確認できるようにして、工場から出荷され、消費者のもとへと送られます。㈱ふくれん・宮田工場の品質管理課の課長、吉田世一さんはこう話します。「私どもは、消費者の目線に立った商品作りを、常に心がけています。安心で安全な商品をお届けできるよう、社員一丸となってがんばっています」。 そうした熱意あふれるみなさんの手で作られているカット野菜。どうぞ、安心して召し上がってください。
「動画」でよりリアルな情報をお確かめください。
→ふくれんの「カット野菜」
→こんな人がつくっています。
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